Foe is within self.

2003年5月15日
「女の心は買えるものだ。」

こんな扇情的な言葉からその文章は始まった。


「では何で買えるかわかるか。

愛だ。

無償の愛で買う。愛することだ。

ただ愛する。何も期待せずに愛を注ぐ。それで女はものになる。

愛するとは、傍にいることだ。見守ることだ。

いつもその幸せを願うことだ。

そのために、闘うことだ。

それを妨げる敵や、自分自身の中に起こる怠慢や傲慢さや、不信や卑屈さと。」

              "Cachet des Bourbons" by Hitomi Fujimoto




女に対する愛だけじゃないと思う。。
すべてに言えることなんじゃないかと思った。

そして最後の一行はとりわけ深く食い込んだ。

自分自身の敵はいつでも己の内にある。
私の中にある猜疑心、揺れ、不安を呼ぶココロ、やきもちを妬いてしまうこと・・

私が一番、信じられないのは自分自身なんだ。
恥じるべきだと思った。

いつも不安になってしまうこと
やきもち妬いてしまうこと
彼が不信を行うと疑っているわけじゃない。露ほども。
それなのに ささいな不安材料で、自分の妄想で、体調や状況の変化や先行きの不安さなんかで
脆くも崩れ去ってしまう自分の礎の弱さ。

彼の愛を信じない、信じきろうとしない自分自身の惨めさを戒めようとまた思った。
いつも唱えているけど。。その度にまた同じ事を繰り返してしまうから。

彼はあれほどの真摯さで 真心を示してくれているというのに。

誰かの信頼を得たいと思ったら まず自分から信じること。ただひたすらに。無心に。

毅然としたい。
まず 私が私でいられるように。
そして私の愛を打ちたてられるように。

そんな風に なっていきたいな。
いろいろ作り変えて、また変遷期だけど、新しいスタイル探したい。早くのびやかにゆったりしてたい。
まだ”感じ”しかない理想なんだけどね。

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