耳で感じる幸福
2003年11月2日疲れてるし
もともと無口だし
しゃべるのって面倒。
一人で静かに考えたいから
そっとしておいてくれ
そういう気持ち、私も 独り好みだし よくわかる
”多くを望まなければ”
不自由の多い 接触の少ない 離れ離れの、別世界での
毎日も、慣れることができる
”多くを望まなければ”。
鍵を盗まれて閉め出しにあって、風邪ひいてて おまけに電車が遅延で コートなしで8℃の中吹きさらしで震えて帰ってきて
どうしようもなく心細くて
ただ一言でも声が聴けたら、って望む。
会社でつらいことあって、どうしようもできなくても
ただ話を聴いて耳を傾けてくれる人が あたたかい腕が欲しかったり
そういうやるせない気持ち 夜は相増す。
それでもずっと
一人で耐えて やり過ごしてきた
夜が
夜がいけないんだ
ひとり物思いにふける夜 さみしくってどうしようもなくって なんとか繋がりたいと望んでしまう
どこかおかしいんじゃないかってくらい 毎日よく泣いてる。
けれど
あちらはぐっすり眠っている時間で
どうしたって繋がれない。
想い耽らなければ
夜でなければ
ひとりでいなければ・・・
夜はこわい。
彼は
そういう風に繋がってないのを 気にしないみたい
あまりに平気そうで
せっかくの週末もメッセしなくても、電話しなくても どっちでもいいみたい。
”声を聴きたい、とか思わないの?”と何度も訊いてしまうほど
私は不安になってしまう。
あの人は一体私のことを欲しているのかしら 必要としているのかしら
豪ほどもそぶりを見せない
泣いているのは 私だけみたい。
電話好きじゃないから、って そう言う。
そういう男の人はたくさんいる、て聞くけれど
たとえ一言でも
長く話を聴いてもらえなくても
「おはよう」だけだとしても
それでも 声が聞けたら
あなたの深い声を身体いっぱいに吸い込んで
離れても繋がっていると 感じることができるだろうに
何もないより メールでもある方が
そっけない連絡より やさしい言葉が
文字よりも肉声が
温度を感じる でしょう。。。?
たとえ 夢の中でも
電話越しでも あなたの声を聴きたいよ
ただ、あなたを近くに感じたい、
近くにいると信じたい、と望んじゃだめ・・・?
声を聴かせて
欲しているの。
優しくして 断らないで
お願いしたら お話して それだけでいいの
どうぞ届けて
私にあなたを。
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