書いてしまうと ほんとうにどろどろした気持ちが消せなくなりそうだから、
書くのを避けていたけれど
久しぶりに 苦しかった
これでもか、てくらい泣いた
忘れようと思っても泣けて泣けて仕方がなかった

いっそのこと 消えてしまいたい
  この身ごと 今すぐ 果敢なくなればいいのに
 
 
そんな風に考えるのはよくない、とわかっていながら
そう考えずにはいられなかった
苦しい苦しい夜。
 
 
 
   あはれともいうべき人は思ほえで
     身のいたづらに なりぬべきかな
 
 

 

また、傷が甦って ぼろぼろに打ちのめされてしまった。
一晩中苦しんだ。
彼が私を責めているように感じた。
私の嫉妬によって「俺の行動を制限した」と。
そんな風に思われるのなら
そこまで頼まなければいけなかった気持ちが伝わらないのなら
そうするのが嫌だから、それまでどんなにか耐えていたかが無意味であるなら
それほどまでに私の存在が重要でないのなら

もう何もかもがどうでもいい
今すぐ消えてしまいたい、と願った。

 
心臓が穴が開くようにキリキリずんずんと痛くて、不整脈がずっと続くし眠れない。
ほんとうに、私長くない、きっと寿命長くない、て思ってた。
 早く寝入りたい そしたらこの苦しみから逃れられる
 早く朝が明ければいいのに そうしたら きっと新しい希望がわくかもしれないから
 

 
今でも本当に痛くって苦しい、あなたが思う以上にあのことで負った疵は深い、だから
意地悪言わないで虐めないで優しくして刺激しないで
そう・・伝えたいのだけれど
イヤだ嫌だ厭だと訴えることは 正しいことなんだろうか、と迷う。
 

けれど
あの子に関する全ては 私を破壊するよ
過ぎ去った記憶でさえこんなに打ちのめす
ましてや あなたがあの子に優しくしたいと感じているのなら 
ほんとうに私は自分を破壊する してしまいたい。気が狂う。
それだけは 知ってもらってても・・いいかなぁ?

 
 

 

 
 
  
  なげきつつ ひとりぬる夜のあくるまは
    いかに久しきものとかはしる


嘆き悲しみながら、んひとりで寝る夜が開けるまでの間は
どんなに長いものか、知ってる?知らないでしょう辛いのよ私こんなに・・・

そう訴えたくなる気持ち、すごくわかる。
恋しい人ゆえに想い悩んだ気持ちは行き場がなくて
ぶつけて、あやしてもらえさえすれば
消え去るのに、と感じる気持ち、すごく自然だと思うんだ。
 
けれど、道綱の母のように
”貴方知らないでしょう?わかってるの!?”と訴えるのは
それを可愛いオンナゴコロだと思ってくれるなら、助かるのだけれど・・・


そんなわけで
可愛く訴えるレベルが上がるまでは
ひっそりと
人知れずに 乾く間もないほど袖を濡らすしかないのかな、と思う。

 
 
 
 
 
 
 

でも、きっと
またいつか微笑むし。
 
 

 
 
  心にもあらで うき世にながらへば
    恋しかるべき 夜半の月かな 


 

 

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